皆様のおかげで、今年も無事に過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
来年も足元をしっかりと守る靴を作っていきますので、宜しくお願い致します。
来年は1月4日から営業しております。
「日本人の足型に合っている靴」というフレーズを聞きますが、日本人の足といっても、一人ひとりものすごく違います。
足はものすごく個性的です。肉付きの良い人・薄い足・幅の広い足・細い足人それぞれです。その一人ひとりに合わせた靴を選ぶことがとても大切なのです。
横浜市鶴見区のお客様から、長時間歩くと足が痛くなる という事でインソール(中敷)を作成しました。
足の裏の土踏まずが落ちてくると、足の指で蹴れず足の裏にタコや魚の目が出来、足が痛くなったり、外反母趾の原因になる事もあります。
インソール(中敷)で土踏まずの部分を持ち上げて、きちんと足の指で蹴れるような仕組みをすると痛みがなくなり、タコや魚の目もいつの間にか消えていきます。ただ足に合う靴を履かないと効果がないので、足に合う靴でインソール(中敷)を作成する事をお勧めします。
実は伸びる靴は、足の形に合っていないから伸びないと足が入らない場合があります。
足の形を悪くしないためには、足が変形しようとする方向に逆らって、足を支えてあげる必要がありますが、靴の皮が伸びてしまうと、足の変形はどんどん悪くなる方向へ向かってしまいます。
自身の足の長さ・幅等の特徴を確認し、靴選びをする事が大切です。
病院や施設等で働いている看護師・介護ヘルパーの方は、たくさん歩く事が多いです。最近では指定靴(ナースシューズ)ではなく、ご自身で靴を購入する方も多いようです。
この靴は歩行時の踵接地時に回転モーメント(オレンジ色の部分)が膝の動きをサポートし、膝関節にかかる歩行時の衝撃を効果的に分散・吸収する働きをします。ですので、長時間歩いても疲れにくいです。
変形性膝関節症の方にもお勧めします。
足幅が狭い方が、幅広の足だと思い込んでいる事が多いように思います。
足のトラブルの多くは、足のアーチがつぶれ、横に広がる事が原因です。横に広がることで靴に当たり、幅の広い靴を選ぶ傾向にあるようです。
必要以上に幅の広い靴を履くと靴の中で足が遊んでしまい、外反母趾・タコ・魚の目の原因等になってしまう事もあります。
幅の広い靴が良い靴ではなく、足に合う靴が良い靴です。
パンプス・ヒール靴を試し履きをする時、次の点を確認してみて下さい。
①靴を横から見た時とき、つま先が少し上がっていること。これがない靴はつまずきやすいです。
②後ろからみて靴のラインがまっすぐな事。当たり前のように思うかもしれませんが、傾いている靴はたくさんあります。
③靴のヒール中心を上からおさえた時にぐらつかない事。
④ヒールはなるべく太くて低いもの。3㎝程度がお勧めです。ピンヒール等はオシャレ履きとして短時間履くときにしましょう。
⑤あまり先のとがっていないもの。足を圧迫する形だとタコ・魚の目、外反母趾、内反小趾、ハンマートウ等の足の変形につながります。
⑥足の甲の部分のかぶりが大きいもの。足の指がみえるような浅い靴は、足を前に運ぶ時の支えが少なく負担がかかります。足が前に滑らないようにストラップがついたデザイン等お勧めです。
⑦靴の内側・外側がしっかりしている事。又靴底に「シャンク」という固いシンが入っていること。少ない面積で足をしっかり支えなくてはいけないパンプスは強度が必要です。
足に合わないパンプスを、足を痛めてまで無理をして履くのは体に負担がかかります。足に合ったパンプスをみつけてオシャレを楽しんで頂けらと思います。
足のトラブルは靴で治そう」を参考にしました
千葉県柏市の施設に入っていらっしゃるお客様からの注文で補高靴を作成しました。
左右の靴の高さの差は2.5㎝です。
補高靴を履いたお客様から「体が楽になりました」との言葉を頂き、とても嬉しかったです。
陥入爪や巻き爪の発症の多くは「圧迫・外傷・深爪」です。
圧迫の原因はのほとんどが、サイズの合わない靴によるものです。人に踏まれたり、ぶつけたりして痛みが出る事もあります。又、爪がはがれた後に新しく生えてきた爪が上手く伸びずに、くい込んでしまうこともあります。
又、脳出血などが原因で運動麻痺がある方は、麻痺のある方の爪がわん曲しています。通常は足指の先に力が加わることで爪が平になると考えられています。ですが、麻痺があると足を踏ん張る事が出来ません。指先に力がかからないので爪が巻いてしまうのではないかと考えられています。
対策は足に合う靴で紐を縛り、足が前すべりしてつま先が靴に当たらないようにすることです。また爪を切る時も深爪にならないように、爪の白い部分を全部切らないように注意することも大切です。
疼痛・炎症を起こしている場合は、ワイヤーを爪に通して治す治療もあります。